「父が亡くなったのだけど、今から病院に来てもらえますか?」
と友人から、突然連絡が入りました。
「急で申し訳ないです」
と話す友人は、こんな大変な時にも相手のことを思いやることができる本当に穏やかな性格です。葬儀はいつも突然のこと。私たちもバタバタしながらご自宅や病院に一刻も早くと駆け付けます。
「大変でしたね。あとはもう大丈夫ですよ」
と話をして、打ち合わせをしました。
「コロナ禍だけど、参列したい方みんなにお越しいただきたい」
という希望をかなえるため、大きめの式場を借りて、参列した方々が密にならないようにゆったりした時間配分にすることを提案しました。
「父も穏やかな人だったから、ゆったりとした形の式でいいと思う。」
と喪主様のお兄様と友人も納得してくれました。
自宅近くの式場を探して、2日間のお式が無事終了しました。病院に入院していた時、お父様は、若くして亡くなられた奥様との再会を待ち望んでいたという話を友人から聞きました。きっと今頃、天国で奥様と再会しているに違いないと思いました。
本当にお疲れ様でした。ご冥福をお祈りいたします。
お急ぎの方は必ずお電話でご連絡ください。