今回のご葬儀は、長年にわたり当社をご利用くださっているご親族様からのご依頼でした。

ほんの少し前にも、別のご家族のご葬儀をお手伝いさせていただいたばかり。

またすぐに、このようなかたちでお会いすることになってしまったことに、私たちも言葉を失いました。

「やっぱり、安心だからお願いね」

と声をかけてくださったお気持ちは、本当にありがたく、その信頼に応えたい一心で、今回も丁寧に、心を込めてご準備いたしました。

けれど、よく顔をお見かけしていた方のご葬儀でもあり、正直なところ、スタッフ一同、胸が詰まり、涙をこらえる時間も多くありました。

ご家族様の中にも、突然のご不幸に体調を崩される方が出てしまい、あまりにも大きな悲しみの中でのお見送りとなりました。

都内でのご葬儀。祭壇には胡蝶蘭をふんだんに使用し、上品で華やかな生花祭壇をご用意。

供花には胡蝶蘭と、故人さまのイメージに寄り添った紫の花をお飾りしました。

音楽をこよなく愛された故人さま。

その生き様を知る多くの方々が足を運び、静かに、そして深く、別れを惜しまれました。

若すぎた旅立ちではありましたが、ご家族とご参列の皆さまの想いが重なり合った、あたたかい時間となりました。

故人様のご冥福をお祈り致します。