今回のご依頼は昨年、ご主人さまのお見送りをお手伝いしたご縁から、再びお声をかけていただきました。
当社を覚えていて下さり、ありがとうございます。
今回は、奥さまのお見送りになります。
生前、穏やかでやさしい笑顔が印象的だった奥さま。
ご家族様の
「母は明るく優しい雰囲気で送ってあげたい」
というお言葉を受けて、祭壇はピンクを基調に、胡蝶蘭を添えたやわらかな彩りでお作りしました。
その胡蝶蘭は、ご主人さまのご葬儀の際にも喪主様よりお供えいただいた花と同じもの。
ご夫婦をつなぐ「想いの花」として、今回も祭壇にそっと咲かせました。
ご主人さまと並んで写る写真を中心に飾った祭壇は、まるでふたりが再びそっと寄り添っているよう。
言葉では言い尽くせない、深い絆を感じる時間となりました。
会場は、ご家族様が大切にされている、由緒あるお寺の本堂。
静けさの中に、ぬくもりのある式でした。
「最後まで家族で守りたかった」
その想いに寄り添えるご葬儀であったなら、私たちにとってこれ以上の喜びはありません。
故人様のご冥福をお祈り致します。
お急ぎの方は必ずお電話でご連絡ください。