女性経営者の仲間とともに、「大阪・関西万博」を訪れました。
そこで感じたのは、ただの観光ではなく、「人の心に届くおもてなしの本質」でした。
笑顔で迎えてくれるスタッフの方々。
炎天下でも「大丈夫ですか?来てくれてありがとう!」と声をかけてくれる心配り。
必要な情報をこちらが聞く前に、自然に届けてくれるやさしさ。
これが大阪商人が長い年月をかけて育んできた“思いやりの文化”なのだと、深く胸に刻まれました。
私たち葬儀社の仕事もまた、悲しみに寄り添い、言葉にならない思いを受け止めること。
「ご家族の心に届くご葬儀を」――それは、型通りではなく、その方らしい送り方を一緒に考えるところから始まります。
会場で交わされた何気ないひと言、さりげない所作、あたたかな空気感。
その一つひとつが、訪れる人の疲れを癒し、心を和ませていました。
“人の心を動かすのは、人の真心”
この当たり前のようで、実はとても難しいことを、大阪の皆さんが体現されていました。
帰り道、私は思いました。
ご葬儀も同じ――
悲しみの中に、ふと心が和らぐ瞬間をつくること。
「ありがとう」と、最期に笑顔で送り出していただけるように、私たちもまた、心を込めてひとつひとつのご葬儀に向き合っていきたいと。
猛暑の中、ベルギービールで涼をとり、大阪名物・紅ショウガ天をいただきながら、“人のあたたかさ”に触れたこの一日。
それは、私たちの仕事の原点を再確認させてくれる、尊い時間でした。
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