どんなことでも今回は、事前にお問い合わせをいただき、当社へご依頼くださったご家族様のお葬式です。
数多くある葬儀社の中から、セレモニーサロンを選んでいただきましたことに、心より感謝申し上げます。
故人様は、お嬢様ご夫婦による在宅看護を受けながら、ご自宅で過ごしてこられました。
在宅看護を続けることは、決して簡単なことではありません。
お嬢様はもちろん、そのお嬢様を支えながら一緒に看護を続けてこられたご主人様にも、さまざまなご苦労があったことと思います。
それでも、住み慣れたご自宅で、大切なご家族のそばにいながら最期の時間を過ごせたことは、故人様にとって何ものにも代えがたい、穏やかで幸せな時間だったのではないでしょうか。
ご家族様のご希望は、しばらくご自宅で故人様と一緒に過ごされた後、式場の霊安室へ移動したいというものでした。
暑さの厳しい夏の時期でしたので、納棺師によるご遺体の保全処置を行い、その後も毎日状態を確認しながら、お式の日を迎えました。
故人様は最期まで穏やかで、とてもきれいなお顔のまま、ご家族の皆様にお別れをしていただくことができました。
祭壇のお花は、紫色を基調とした洋花に胡蝶蘭を添えました。
気品のある紫色と、優美な胡蝶蘭の組み合わせが、凛とした故人様のお姿にとてもよく似合っていました。
骨壺は一般的な白色ではなく、青いアヤメが描かれたものをお選びになりました。
美しく咲く青いアヤメの柄には凛とした雰囲気があり、喪主様も大変気に入ってくださいました。
そして、遺影写真に選ばれたのは、故人様の笑顔がとても素敵なお写真です。
紫色の遺影額にもよく映え、祭壇全体が故人様らしい、優しく品のある空間になりました。
以前は、遺影写真に使用できる写真が限られていたり、引き伸ばすことで画像がぼやけてしまったりすることもありました。
現在は写真の加工技術も進み、ご家族が大切にされている表情を、より自然な形で再現できるようになっています。
故人様らしい一枚を遺影写真として残すことができ、ご家族様にも喜んでいただけたことを、私たちも大変うれしく思いました。
お式のナレーションを作成するため、司会者が故人様についてお話を伺いました。
いつも笑顔だった故人様にも、その人生にはさまざまなご苦労があったそうです。
それでも、その笑顔を絶やすことなく、ご自身の道を一歩ずつ切り開いてこられたのでしょう。
遺影写真に写る明るい笑顔からも、故人様の強さと優しさが伝わってくるようでした。
最後までお母様に寄り添ってこられた喪主様。
そして、喪主様とともに在宅看護を支え続けてくださったご主人様。
お孫様のご家族様やご親族様の皆様にも見守られながら、一日葬の家族葬は穏やかな雰囲気の中、無事に終了いたしました。
ご自宅で一緒に過ごした時間。
紫色の花と胡蝶蘭。
青いアヤメの骨壺。
そして、遺影写真の素敵な笑顔。
一つひとつに、ご家族の故人様への深い愛情が込められたお見送りとなりました。
大切なお母様のお葬式を当社にお任せいただき、心より感謝申し上げます。
故人様を偲び、謹んで哀悼の意を表します。


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