ホームページを見てお問い合わせいただいたお客様。

「父が容態が悪く、事前に打ち合わせをしたい」

と遠方のお嬢様から問い合わせがありました。

聞けば、一人娘で結婚に反対するお父様が態度を変えず、

長い間、ずっと会うことができなかったとのこと。

奥様も亡くなり、晩年は一人暮らしを続けていたそうですが、病に倒れ、入院していました。

「きちんと父を見送りたい」

という喪主様のお気持ちを大切に、

生花や式の流れをご提案しました。

半月後、お父様が亡くなられたとご連絡をいただきました。

事前にご予約をいただいていたため、ご希望の式場もスムーズに手配することができました。

無事に式を終え、遠方に住む喪主様のご要望に沿い、ご実家の売却・手続きの専門家をご紹介させていただきました。

後日

「おかげでとてもよい葬儀を行うことが出来ました。ありがとうございました」

とご連絡をいただきました。

ありがとうございます。

多分、お父様は喪主様を大切にされていたのだと思います。

でも頑固な昭和世代。意地を張って、うまく家族に伝えられなかったのに違いないと、

同じ昭和世代の不器用な父親を持つ私は理解出来ます。

ご冥福をお祈りいたします。

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