今回のご葬儀は、宗教者をお呼びせず、ご家族だけで静かに見送る無宗教葬として執り行われました。

型にはまらず、しかし一つ一つに想いを込めたお別れの時間。

喪主を務められたご長男様のご希望で、形式よりも故人様らしさ”と“感謝の気持ち”を大切にした式となりました。

ご家族様からのご希望は、

「宗教的な形式がない分、お花で想いをしっかり表したい」

というもの。

祭壇は胡蝶蘭を主役に据えた華やかで上品なフラワーアレンジに。

喪主様からの供花も、特別に胡蝶蘭を贈るかたちでご用意し、シンプルながらも格調高い印象に仕上がりました。

さらに、故人様が納まるお棺は、胡蝶蘭の刺しゅうが施された特別なものをお選びいただきました。

その上には、棺上専用のフラワーアレンジを飾り、お花とともにお見送りするかたちに。

無宗教であっても、心を込めた準備があれば、ここまであたたかく、美しいお別れができる——

そう感じさせてくれるご葬儀でした。

式中は、ご家族様が静かにお母様との思い出を語り、

「形式よりも想いを届けたかった」

とお話しくださいました。

宗教に関係なく、“想う気持ち”は一つ。

ご家族様の深い愛情と、故人様への感謝の気持ちがあふれる、穏やかで、でも心に深く残るお見送りとなりました。

故人様のご冥福をお祈りしています。

当社では、宗教の形式にとらわれず、無宗教葬にも丁寧に対応しております。

ぜひ、ご相談ください。