どんなことでも今回のお客様は、ご紹介で当社にお越しくださった、まだお若い息子さまでした。
伺えば、お母さまもまだお若く、これまで長い闘病生活を母一人・子一人で支えてこられたとのこと。
その思いを聞きながら胸が締め付けられ、
「どうしてこんなお別れが訪れてしまうのか」
と、神様や仏様に問いかけたくなるほどでした。
きっとお母さまも、まだまだ息子さまのそばにいたかったはずです。
そのお気持ちを想像すると、やるせなさが込み上げてきます。
息子さまは
「華やかなお花で明るく見送りたい」
とお話しされました。
その言葉に込められた“お母さんに笑顔でいてほしい”という願いを受け、色とりどりの華やかなお花をご用意し、棺へ丁寧に手向けました。ピンクの仏衣を特別に準備して棺に入れます。
無宗教での火葬式は、静かに、そして温かく執り行われました。
お別れの時間を終えたあと、私は息子さまに
「今後、何かお手伝いできることがあれば、遠慮なく声をかけてください」
とお伝えし、お見送りいたしました。
家族のかたちはさまざまですが、
“たったひとりの家族を想う気持ち”は、どれも深く、優しく、強いものです。
その想いに寄り添い続けられる葬儀社でありたいと、改めて感じたお見送りでした。
お母さまのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

お急ぎの方は必ずお電話でご連絡ください。