どんなことでも今回のお客様は、今から1年以上前に当社へお越しになり、事前にご自身のご葬儀についてご予約をされた故人様でした。
「娘たちは子育てで忙しいから、なるべく迷惑をかけたくないんです。」
そう静かにお話しされながら、希望される内容を一つひとつ丁寧にお伝えくださったことをよく覚えています。
当社としても、
「お嬢様方へのサポートはしっかり行いますのでご安心ください」
とお伝えしました。
しかし、こんなにも早くその時が訪れてしまうとは思いもよらず、仕事とはいえ胸が痛む瞬間でもありました。
お嬢様との打ち合わせでは、故人様が事前に伝えてくださっていた
「迷惑をかけたくない、でもお別れ式だけはしてほしい」
という想いをすべてお伝えしました。
宗教色を持たない“無宗教葬”で、故人様らしい温かいお別れの時間をつくることに内容は決まりました。
当日は、会場にたくさんの方々が集まり、思い思いのエピソードを語り合いながら、穏やかな空気に包まれたお別れ会となりました。
お嬢様がご準備されたお食事を囲み、笑顔と涙が混ざり合うような、心に残るひととき。
参列された皆様が故人様との大切な思い出を語られ、自然と「散会」というより“温かな締めくくり”のような場面でした。
宗教儀式にとらわれず、故人様の生き方そのものを反映した無宗教のお別れ会。
こうしたかたちのお見送りは、これからさらに増えていくのかもしれません。
故人様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

お急ぎの方は必ずお電話でご連絡ください。